2005-08-24 ArtNo.36177
◆Bharti Tele-Ventures、事業拡張に年内にUS$10億投資
【コルカタ】Bharti Tele-Ventures Limited(BTVL)は今会計年度(2005-06)、様々な事業拡張計画に合計10億米ドル近くを投資する。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが8月23日伝えたところによると、AirtelブランドGSM(Global System for Mobile)携帯電話サービスを手掛けるBTVLのRajan Mittal重役(JMD)は22日当地で催された第10回GSMサミットの会場で以上の計画を語った。それによると、投資計画には2005-06年末までに新たに2200タウンにサービスを拡張する野心的な農村電話計画が含まれる。また複数の大都市に固定電話回線網と広帯域通信網を構築する。同社は借入に依存せずにこれらのプロジェクトを実行する。
BTVLは『未来工場(Future Factory)』コンセプトに基づき地元アプリケーション・デベロッパーと提携、後者の保持するインフラを利用して新アプリケーションを開発、あらゆる階層の顧客のニーズに応じる方針だ。インドにおける携帯電話事業の最初の10年間は個人と個人を結ぶ都市の通信業務が中心になるが、次の10年は農村が舞台になる。
未来工場コンセプトは、全国に存在する顧客のためのアプリケーションを発明・開発することを可能にする。同コンセプトの中核を成すのは、コルカタ、デリー、ムンバイ、バンガロールの4センターを結ぶネットワークで、こうしたマルチ・ロケーション戦略はAirtelが様々な顧客の需要に応じ、地元デベロッパーのコンピテンシーを活用することを可能にする。未来工場はまたモバイル・エンターテインメント、モバイル・コマース、ワイヤレス・ビジネス・ソリューション、農村アプリケーションに照準を合わせると言う。
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