2005-08-24 ArtNo.36171
◆Ganesh Polytex、再生PSFの製造能力156%拡張
【ニューデリー】ウッタルプラデシュ州Kanpurを拠点に再生ポリエステル短繊維(RPSF:regenerated polyester staple fibre)の製造を手掛けるGanesh Polytex Ltd (GPL)は、年産能力を現在の7800トンから2006-07年までに2万トンに拡張する。
ビジネス・スタンダードが8月23日伝えたところによると、GPLは設備拡張計画の第1段階としてウタランチャル州Pant Nagarに年産9000トンの新工場を設ける。GPLのS S Sharma重役(MD)によると、総工費16クロー(US$367万)の新工場は来年1月までに稼働する。
現在年間3000トンの製品を輸出しているGPLは、専門チームを組織してテクニカル・テキスタイル/ジオ・テキスタイル/医療繊維/ホーム・テキスタイル/キルト/掛け布団/ガーメント・インターライニング/カーペット/自動車用繊維等、内外の付加価値製品市場開拓の機会を探っている。
POY/染色繊維/糸の製造で18年の経験を有するGPLは、2005年6月期四半期に売り上げ11.76クロー(US$270万)、純益228万4000ルピー(US$5万)を計上、前年同期の売上げ9.21クロー(US$212万)、純損失159万9000ルピー(US$3.6万)から黒字転換を果たした。輸出売上げも前年同期の1.66クロー(US$38万)から3.13クロー(US$72万)に89%ジャンプした。付加価値製品の製造はボトムラインの一層の改善につながる見通しだ。
GPLは公開公募を通じて資金を調達する可能性も検討しているが、その時期は未定という。
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