2005-08-19 ArtNo.36148
◆Haldia Petro、金融機関への利子支払い拡大
【ニューデリー】会社法委員会(Company Law Board)が金融機関への株式発行の凍結を命じたことから、金融機関はHaldia Petrochemicals Ltd(HPL)から徴収する利子を増額するものと見られる。
エコノミック・タイムズが8月18日、消息筋の言として報じたところによると、金融機関は今年初、法人債務再編プログラムの下、額面価格で135クロー(US$3100万)の株式の割当を受けるのと引き換えに、貸付金利を引き下げることを認めた。しかしCLBが株式発行凍結を命じたことから、銀行界は一度は8.5%に引き下げることを認めた貸付金利を、元の10.5%に戻すものと見られる。HPLの負債総額は3000~3500クロー(US$6.89億-8.04億)と見積もられる。
とは言えCLBの命令は暫定的なもののため、最終的には債務再編計画に基づく株式の発行が認められるものと予想される。CLBは9月27日に最終裁定を下す。またHPLの収益性が改善しているため、金利引き上げは、数年前ほどには同社の経営に深刻な影響を及ぼさないものと予想される。
CLBは今月初め、Indian Oil Corporation (IOC)に対する7.5%の株式分与停止を求めたThe Chatterjee Group (TCG)の申請を棄却するとともに、最終裁定が下されるまで金融機関に対する株式の配分も凍結するよう命じた。
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