SEAnews 1995-10-20 ArtNo.3613

【シンガポール】シーゲート・テクノロジーが先月、コナー・パリフェラルズの合併計画を発表したことから、コナー社の8200人余りの域内従業員(内ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ従業員3000人)や納品／下請け業者の処遇が注目されているが、来年2月乃至3月に合併計画が完了するまでは、現状が維持されると言う。
コナー・パリファラルズ・インクのKenneth Potashner重役(ﾃﾞｨｽｸ･ﾄﾞﾗｲﾌﾞ業務担当GM)が17日語ったところによると、両社間の交渉は操業問題に関してはほとんど何の決定も下されていない状態にある。コナーの2.5インチ・ドライブ業務はシーゲートのそれと重複するが、この点についても決定は下されていない。コナーは2.5インチ・ドライブを全量シンガポールで製造している。携帯用コンピューターに使用されるこの種のドライブの生産量はコナーの全生産量の7％以下のレベルにある。同社はこの他大容量ドライブ、テープ製品、ディスク・メディアをシンガポールで生産、中国とペナンにも工場を設けている。また合併計画が発表される以前に公表された投資計画は全て実行する方針と言う。(ST:10/19,BT:10/18)