【チェンナイ】全国の貯水池の水量は昨年同期の2倍に達し、日に日に増加しているが、カリフ(kharif:初冬収穫作物)の作柄はモンスーン到来の遅れに祟られ依然不調で、昨年レベルにとどまる見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月13日、農業専門家らの言を引用し伝えたところによると稲、脂肪種子、大粒穀物、豆類の作付け面積は伸び悩んでいる。しかし綿花、サトウキビ、ジュートの作付け面積は拡大している。
他方、ラビ(rabi:春先収穫作物)の作柄見通しは良好で、現在の貯水レベルからすれば、収穫の増加が見込まれ、脂肪種子等の作付け面積の縮小を補うことができる。
一方、中期天気予報全国センター(NCMRWF:National Centre for Medium Range Weather Forecasting)は、中部/北部/北西部における季節的降雨のなぎは雨期明けの前兆としている。