2005-08-12 ArtNo.36104
◆IBM、バンガロールにソフトウェア開発キャンパス設置
【バンガロール】IBMはカルナタカ州Bangaloreにおける事業基盤を強化し、成長を加速する狙いから、数百万米ドルを投じて同市内に大規模なソフトウェア開発キャンパスを設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月11日、消息筋の言として報じたところによると、IBMはバンガロール市北部の約10エーカーの土地を買収、建設工事を開始した。IBMは、Mysoreにも50エーカーの土地を取得したい意向をカルナタカ州政府に伝えている。IBMスポークスパースンは以上の消息に関して肯定も否定もせず、コメントを控えた。IBMは現在バンガロールに4つの施設を設け、国際サービス(global services)、事業再構築(business transformation)、ソフトウェア・ラボ、アプリケーション・マネージメント等の業務を手がけている。IBMはインドに2万5000人のスタッフを擁するが、その大きな部分をバンガロールに配置している。
消息筋によると、IBMは国際サービス部門とBPO部門のために、インド(Bangalore/Kolkata/Pune/Mumbai/Gurgaon)における雇用を積極的に拡大、月間恐らく500人以上を新規雇用している。同社は、最近コスト削減のため、主に欧州方面の人員を1万3000人カットすると発表したが、消息筋は、IBMがカットしたジョブの一部をインドにシフトするものと見ている。
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