SEAnews 2005-08-12 ArtNo.36098

【ニューデリー】LML Ltdは10日、100ｃｃのエントリー・レベル・モーターサイクル『CRD 100』をお披露目するとともに、今会計年度第4四半期には3年半ぶりに黒字を回復することができるとの見通しを明らかにした。
ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが8月10／11日報じたところによると、累積260クロー(US$5972万)の損失を抱え、最近組織再編を完了したばかりのＬＭＬは、同社初のエントリー・レベル・モデル『CRD 100』が黒字転換に寄与するものと期待している。ＬＭＬのDeepak Singhania重役(MD)は記者会見の席上、「2005年6月期第1四半期には依然損失を計上したが、業績には顕著な改善が見られ、第4四半期には純益を計上できるだろう」と語った。
Singhania氏によると、CRD 100 2変形モデルのウッタルプラデシュ州における店頭価格(ex-showroom)は3万1430ルピーと3万2430ルピー。ウッタルプラデシュ州からスタートし、9月までに北部、中部、東部の主要地域での販売を開始する。同新モデルの開発にはこれまでに8～9クロー(US$184万-207万)を投資した。
今会計年度末までにCRD 100 16万台を含め、22万台の二輪車(ｽｸｰﾀｰを含む)販売を目指しており、年間ベースの生産規模は、今年10月までに40万台、2007年3月までに72万台に拡大すると言う。