2005-08-12 ArtNo.36097
◆熱延鋼、来月700-800ルピー値上げ:SAIL幹部
【ニューデリー】熱間圧延(HR)コイルの国内価格は、国際市場動向に従って、9月以降、トン当たり700~800ルピー上昇する見通しで、仮に国際価格が数ドル余計に上昇するなら、国内における値上げ幅は1000ルピーに達する可能性がある。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月10日報じたところによると、国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)のオフィシャルはこのほど同紙に以上の見通しを語った。以上の予想が的中するなら、現在消費税込みで2万5000ルピー前後のHR鋼トン当たり価格が、来月は2万6000ルピーに達する可能性がある。
SAIL筋によると、国際鉄鋼価格はここ数週間にトン当たり10~30米ドル・アップした。祝祭日シーズンに向けて鉄鋼の国内消費は拡大するものと見られ、このことも値上がりを促す要因になると言う。
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