2005-08-08 ArtNo.36072
◆澳企業、プリント基板設計検査会社ECAD Tech権益買収
【バンガロール】オーストリアのプリント基板(PCB)メーカー、 Austria Technologie & Systemtechnik AG (AT&S)は、カルナタカ州Bangaloreを拠点にするECAD Technologiesの86%の権益を7.5クロー(US$172万)で買収した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月6日報じたところによると、政府系国防産業会社Bharat Electronics Ltd(BEL)の元幹部S L N Murthy氏が1997年9月に設立したECADは、ハイエンドPCBのデザイン、シュミレート、検査を手がけている。2001年以来カルナタカ情報技術事業基金(KITVEN:Karnataka Information Technology Venture Fund)が1クロー(US$23万)、SIDBI Venture capitalが2クロー(US$46万)、ECADに出資していたが、これらのベンチャー・ファンドはAT&Sに、その持ち分を売却した。
AT&SのDr H. Sommerer重役(CEO)によると、ECADの既存チームは維持される。カルナタカ州Nanjagudで3000万ユーロのビジネスを手がけるAT&Sは域内、取り分け中国におけるビジネスを拡張していると言う。
|