2005-08-08 ArtNo.36068
◆Orissa Sponge Iron、新鉄鋼プラント建設検討
【チェンナイ】Orissa Sponge Iron Ltd(OSIL)は、約200クロー(US$4593万)を投じカルナタカ州Bellaryに年間製造能力25万トンの鉄鋼製造施設を設けることを検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月5日報じたところによると、OSILの姉妹会社Torsteel LtdのMunir Mohanty取締役は4日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、Torsteel Research Foundation of India (TRFI)とIndustrial Promotion and Investment Corporation of Orissa Ltdの合弁に成るOSILは、Hassanか、Chitradurgに同新工場を設ける。
これはOSILの設備拡張計画の一環で、オリッサ州Keonjhar県Palaspangaの既存工場の年産能力も800クロー(US$1.84億)を投じ、現在の25万トンから2010年までに100万トンに拡張する。
やはりTRFIにより設立されたTorsteel Ltdは、OSILの以上の拡張計画により、鉄筋(rebar)の製造原料、鋼片(steel billet)の供給を確保できる。Torsteel Ltdは最近、『TOR alloy rebar』を発売した。これに伴いTRFIは『TOR alloy rebar』を販売する『Torshop』と言うフランチャイズ店網の構築に乗り出した。フランチャイズ小売店舗は既にカルナタカ州Bangaloreとタミールナド州Chennaiにオープンしており、9月までにマハラシュトラ州Mumbai/Delhi/西ベンガル州Kolkata/アンドラプラデシュ州Hyderabadに出店する。今後TOR商標の全ての鋼材はTorshopのみで販売されることになる。
現在年間100万トンのTOR商標の鋼材が販売されており、これらはTorsteel Ltdからライセンスを取得した30社あまりの業者がTorsteel Ltd指定業者から調達した鋼片を原料に製造している。この内約20社がTOR鉄筋の製造も手がけている。
新システムの下、初年度に10万トン、2年目に25万トン、2008年までに50万トンのTOR鋼材が製造されると言う。
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