SEAnews 2005-08-08 ArtNo.36067

【ムンバイ】健康食品・健康器具・健康医薬部外品等の販売を手がける米国カリフォルニア州拠点の日系Nikken Internationalは、マハラシュトラ州Pune付近に製造・研究開発(R&D)拠点を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月6日報じたところによると、Nikken InternationalのKendall Cho社長兼CEO及びA.S. Naidu顧問は同紙に以上の消息を語った。それによると、ニッケンは今年末までに健康・滋養・休憩・環境保護製品をインド市場に紹介する。同社はインドに完全出資子会社を設ける計画で、既に認可を取得している。インドはニッケンがプレゼンスを築く36番目の国になる。
年商15億米ドルのニッケンは2010年までに100カ国以上に拠点を設け、年商50億米ドルの世界最大の直販会社になることを目指している。最近マハラシュトラ州Mumbaiを訪れたKendall／Naidu両氏は、州政府幹部と会談、同州における事業計画を説明した。
ニッケンがマハラシュトラ州に拠点を設ける方針を決めた理由は、マハラシュトラ州の首席大臣が最近、カリフォルニア州で投資誘致キャンペーンを展開したことの他、Puneがバイオテック・ハブとして急成長しつつあることに注目したためと言う。