2005-08-08 ArtNo.36064
◆Tata Power、5年内に新規事業にUS$42億投資
【ムンバイ】Tata Power Company (TPC)は向こう5年間に国内及び海外における新規プロジェクトに1万8500クロー(US$42.49億)を投資する。これには南アフリカにおける500MW(メガワット)発電事業に対する2000クロー(US$4.59億)の投資が含まれる。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが8月5日報じたところによると、TPCのRatan Tata会長及びAdi Engineer重役(MD)は年次総会の席上、以上の方針を明らかにした。それによると、国内ではマハラシュトラ州Raigadに1000mw発電所を設ける計画を準備している他、やはりRaigadに別の発電所を設けることも計画している。これにより燃料の輸送コストを節約できる。Raigad発電事業は3年半で完成される。
一方、当初発電能力の余剰を抱えていた南アフリカは、最近になって電力不足に直面、電力事業に進出する民間業者に良好な条件をオファーしている。TPCは他社と国際合弁を組み発電プロジェクトを手がける計画だ。
またバングラデシュにおける発電プロジェクトに関しては、自己資本2億4400万米ドルと借入5億7000万米ドルで賄う。
最近、Manmohan Singh首相は非軍事的原子力開発面で米国と協力する共同声明を発表したが、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5日伝えたところによると、首相の訪米に随行したRatan Tata会長は、年次総会の席上、原子力発電事業への参加に強い関心を表明した。
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