SEAnews 2005-08-03 ArtNo.36035

【ニューデリー】Honda Motorcycle and Scooter India (HMSI)は1日、ピーク時の生産水準を回復するには2～3日を要すると発表した。
エコノミック・タイムズが8月1日伝えたところによると、ハリヤナ州Manesar工場のHMSIオフィシャルは「原料の購買を含む諸業務を同期させる必要がある」と指摘した。
スクーター・セグメントのマーケット・リーダーは、ピーク時に1日約2000台を生産していたが、現在の日産量は800～900台となっている。労働争議に伴い、同社が手がける唯一のモーターサイクル、150ｃｃ“Unicorn”の製造も停止を余儀なくされたが、同オフィシャルは2日から生産を再開したいと語った。先週末、労使の合意が成立した後、従業員らは月曜(8/1)から続々職場に復帰した。
同オフィシャルによると、午前6時半から3交替で操業を行っており、最初のシフトの就労時間は8時間半、最後のシフトは7時間半で、大部分の製造業務は、第1及び第2シフトで手がけられている。この日の第1シフトには800人が参加、平常通りの操業が回復された。オフィシャルは「第2シフトにもほぼ同数の従業員が出勤するだろう」と語った。