【チェンナイ】溶接/切断機器や関連製品のサプライを手がけるEsab India Ltd(EIL)は、タミールナド州Chennai近郊Irungatukottaiに溶接機器の製造施設を設ける。
ビジネス・スタンダードが8月1日伝えたところによると、EILのM G Foster会長はこのほど以上の消息を語った。それによると20クロー(US$459万)を投じて設けられる5万平方フィートの工場は2006年4月までに稼働する予定で、一部の組み立て作業は今年10月乃至11月から開始される。投資額には親会社からの技術移転料も含まれる。節電と品質向上に役立つ先進的な溶接機械が製造され、製品はインドの国内需要に応じる。
インド鉄鋼産業と自動車産業の最近の活況で、EILの昨年の業績は改善した。EILは1988年にPhilips Indiaの溶接部門を買収し、インドにおける業務を開始した。同社は最近、本社をマハラシュトラ州Mumbaiから製造業が活況を呈する南部の中心、チェンナイに移した。同社は現在タミールナド州Ambatturに工場を有する。