SEAnews 2005-08-01 ArtNo.36032

【ニューデリー】今年(2005-06)の外国直接投資(FDI)流入額は昨年の37億5000万米ドルに比べ100％以上増加、80億米ドルを突破するものと見られる。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが7月27／28日伝えたところによると、Kamal Nath商工相はこの日記者会見し、以上の見通しを語った。それによると、今年初2ヶ月(2005/4-5)のＦＤＩ流入額は昨年同期の4億2100万米ドルから9億1200万米ドルに117％の増加を見た。昨年通年のＦＤＩ流入額の伸び率は42％だった。
1991年8月以来のＦＤＩ承認額は677億7000万米ドル。これに対してＦＤＩ流入額は342億6000万米ドルで、モーリシャスが全体の36％、米国が17％、オランダと日本が各7％、英国が6％を占めた。業種別では電気・電子製品部門が41億米ドル(15%)、運輸機器部門が30億米ドル(11%)、電気通信部門が27億米ドル(10%)、サービス部門が26億米ドル(9.3%)、燃料・電力部門が25億米ドル(9.0%)を記録した。