【ニューデリー】Honda and Motorcycle Scooters India (HMSI)の労使交渉は、ハリヤナ州のBhupinder Singh Hooda首席大臣の仲介の下、7月29日深夜、合意に達した。これにより数ヶ月に及んだ紛争も終息するものと見られる。
エコノミック・タイムズが7月30/31日伝えたところによると、使用者側は解雇した4人と停職に処した50人の職場復帰を承認、紛争の主因となった組合の組織や賃上げも認めた。これに対して労働者側は、ストライキ期間中の給与支払いを求めず、向こう1年間についても新たな要求は行わないことを約束した。解雇/停職処分を受けた従業員は、他のストライキ参加者全員とともに合意書に署名する以外に、別に念書を提出することになった。従業員らは、如何なる規律逸脱行為も行わず、通常の生産活動に従事することを約束することになる。従業員らはまた7月初の紛争の最中に殺害されたトレーニーの家族の雇用を認めるよう会社側に要求した。
HMSIマネージメントは、そのステートメントの中で「ハリヤナ州産業全体やHMSI従業員の福利を配慮し、現状を打開し、HMSIばかりでなく地域全体の親睦と調和を醸成するため、今回限りの措置を講じることを認めた」と述べている。