2005-07-29 ArtNo.36017
◆Alembic、北米企業に対するAPI長期納入契約獲得
【アーマダバード】グジャラート州Vadodara拠点の地場製薬会社Alembic Ltdは、北米の後発医薬品会社に薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)を納入する長期契約を獲得した。
ビジネス・スタンダードが7月22日報じたところによると、AlembicのR K Baheti取締役兼財務担当社長はこのほど以上の消息を語った。それによると、Alembicは北米企業3社にAPIを独占的に納入する契約を獲得した。北米企業3社に対する納入はある種の手続きが完了次第、2006-07年に開始する。
Alembicの2005年6月期四半期の製剤国内売上は28%増の101.17クロー(US$2324万)をマーク、2005年3月期四半期の付加価値税(VAT)導入に伴う損失を部分的に挽回した。
税引き利益は前年同期比47%増の10.83クロー(US$249万)、税引き前利益は同31%増の12.40クロー(US$285万)、APIの売上は同21%増を記録した。
Penicillin Gを初めとしてAPI価格は下方圧力を受けており、トップ・ラインとボトム・ラインに深刻な影響を及ぼした。
National Pharmaceutical Pricing Authority (NPPA)は同四半期に原末(bulk drug)“Erythromycin Estolate”の40%値下げを発表した。NPPAは製剤も値下げしており、Alembicの収益に深刻な影響が予想される。このため同社は当局に同値下げの見直しを陳情したと言う。
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