2005-07-29 ArtNo.36015
◆Essar、BPL Communicationsの外人持ち分を2段階に分けて買収
【コルカタ】Ruia一族に率いられるEssarグループは、外国株主が保持するBPL Communications Ltd(BPLCL)の20.33%のシェアを2段階に分けて買い取る計画だ。
エコノミック・タイムズが7月28日報じたところによると、Essarは先ずAIGの8.99%とActisの3.76%の持ち分を現金で買い取る。
Essarは引き続いて香港のTVG Capital Partners及びシンガポールのAidtel Holdingsと両社が保持する7.68%のシェアの買い取りを交渉する。
これらの外国株主は2億5000万米ドル近くを支払ってBPLCLの20.33%のシェアを手に入れている。BPLCLは傘下に携帯電話サービス会社2社、BPL Mobile/BPL Cellularを有する。
TVGはBPLCLの5.38%のシェアに2500万米ドルを投じたが、その大きな部分はThe Chatterjee Group(TCG)が拠出したものとされ、EssarとTVGの交渉の行方が注目されている。
Essar筋によると、AIG/Actisとの交渉はかなり進んでおり、TVG/Aidtelとの交渉も追って開始すると言う。Purnendu Chatterjee氏が関係するTVGはAIGに次ぐ、BPLCLの第2の外国株主だが、TVG持ち分の買い取り価格に関しては伝えられていない。Chatterjee氏自身、この点に関するコメントを拒んだとされる。
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