1995-10-19 ArtNo.3600
◆<馬>シーメンス、構内電話市場シェア15%目指す
【クアラルンプル】シーメンス・エレクトリカル・エンジニアリングSdn Bhd(SEESB)は新設された構内通信システム部門(PCSD)を通じて8000万Mドルと見込まれる構内通信アプリケーション及びソルーション市場の15%のシェア獲得を目指している。
ワン・スィーリー重役(PCSD担当GM)が17日に催されたPCSD設立式典後に語ったところによると、PCSDはホテルや航空会社をターゲットにカスタマイズされたソルーションや構内交換機(PABX)用キーフォーン・システムを販売する。同社はこの日また、Hicom100及び300シリーズのキーフォーンを公式発表した。同キーフォーンは今年マレーシアで発売されて以来これまでに既に100ユニット以上が据え付けられている。PCSDは半島マレーシア中央部におけるキーフォーン・シシテムの販売をエージェントから引き継ぐが、北部や南部及びサバ/サラワク両州における販売業務は戦略パートナーに委ねる。SEESBはPCSDの新設や関係人員の訓練にこれまでに1600万Mドルを投資しており、向こう2~3年内には20%の市場シェアが獲得できるものと期待している。同社の製品/サービス価格の60%は据えつけやメンテナンス・コストと言う。(NST:10/18)
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