2005-07-27 ArtNo.35997
◆Toyota Kirloskar、年内にも新工場建設地決定
【ハイデラバード】最近、カルナタカ州Bidadi工場を拡張したToyota Kirloskar Motor Ltd(TKML)は、新工場建設計画の詰めを行っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月24日報じたところによると、TKMLのK.K.Swamy重役(DPM)は同紙に以上の消息を語った。工場の立地点や拡張規模等、全てのオプションが開かれたままで、詳細は今年末までに詰められる。Bidadiの既存工場を一層拡張することも選択肢の1つ。
カルナタカ州の既存工場を建設する際には、14州の候補地を比較検討したが、同様のプロセスを現在進めている。検討対象とされている州には、ハリヤナ州、タミールナド州、カルナタカ州が含まれ、これらの州が如何なる条件をオファーするかが鍵になる。タミールナド州は、同州を拠点にするプロジェクトの数や補助産業の存在等の点で魅力がある。
カルナタカ州の既存工場では今年約5万4000台が製造され、稼働率はほぼ100%に達する。このため同社は同工場の拡張を図っている。国内自動車市場は今年上半期に多少スローダウンしたが、祝祭日シーズンには盛り返すものと見られる。
Corollaは短期間にセグメントのリーダーになった。同社はカローラ購入者には抽選により7人に1人の割合で海外旅行チケットを進呈、販促に努めている。これまでにパンジャブ州Ludhianaとグジャラート州Ahmedabadで抽選会を催し、合計118カップルに海外旅行券を進呈したと言う。
|