2005-07-27 ArtNo.35993
◆首相、ONGCのLNG/発電/石化複合計画にゴーサイン
【ニューデリー】Manmohan Singh首相はOil and Natural Gas Corporation (ONGC)のカルナタカ州Mangaloreにおける2万1000クロー(US$48.23億)の液化天然ガス(LNG)/発電/石油化学プロジェクトを承認した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとデカン・ヘラルドが7月25日伝えたところによると、総理府はこのほど以上の決定を発表した。それによると首相は、ONGCがカルナタカ州政府との間で取り交わした覚書に掲げられた様々なプロジェクトを承認した。ONGCは昨年同覚書を交換したが、石油天然ガス省が、政府や取締役会の承認を経ずに取り交わされた覚書は認められないと反対したことから、計画を実行することができなかった。
総理府の発表によると、ONGC子会社のMangalore Refinery and Petrochemicals Ltdが、全体計画の実行母体(implementing agency)を務め、ONGCが資金と保証を提供する。LNGの輸入はONGCが引き受ける。
首相は、ONGCがカルナタカ州政府と共同でマンガロール特別経済区(SEZ)開発プロジェクトのプロモーターを務めること、石油化学事業や発電事業を手がける子会社を設立すること、資本市場で資金を調達すること、技術パートナーに最大26%の権益や独占的経営権を与えることも認めた。
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