【バンガロール】Sharp Business Systems India Ltd(SBSIL)は、ショッピング・モール及び小売り産業のブームに乗じ、来月電子金銭登録機(electronic cash registers)を発売する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月22日伝えたところによると、SBSILのSunil K. Sinha重役(CEO)はこのほど以上の消息を明らかにした。それによると、同社のキャッシュレジスターを用いることにより付加価値税(VAT)の計算も容易になる。現在インド国内のこの種の製品に対する年間需要は6000~7000ユニットと見積もられる。
スキャナー/プリンター/FAX機能を備えた複合機の販売額は現在年間80クロー(US$1837万)前後だが、来年は2倍に成長するものと見られる。
SBSILはシャープの技術と、リレーションシップ・モデルを梃子に販路の拡大を図っている。リレーション・シップ・モデルの下、顧客はプリント・アウトした書類のコストを支払うだけで、機械の保守からインク等の消耗品の供給も受けられる。これにより所有コストを大幅に引き下げることができる。
同社は情報技術(IT)&ビジネス・ソリューション部門に照準を合わせ、複合機やマルチメディア・プロジェクターの市場開拓を図っている。最近は、Digital Laser Copier/Printer AR-M700UとAR-M500Uも発売したと言う。