SEAnews 2005-07-22 ArtNo.35967

【ハイデラバード】情報技術(IT)とＩＴ対応サービス(ITES:IT-enabled services)が、引き続き雇用機会創出のトップ・ツーの座を維持、ナンバー・スリーの座はテレコム部門が占めている。
インディアン・エクスプレスが7月20日、Ma Foi Management Consultants Ltd(MFMCL)が発表した第2四半期(2005/7-9)雇用動向調査報告『Ma Foi Employment Index (MFEI)for July - September '05』を引用し報じたところによると、印刷媒体＆娯楽、製薬、運輸＆ロジスティクス、保健、繊維、衣料、ホテルが、4位以下に名を連ねている
地域的には南部の雇用が最も旺盛で、以下西部、北部、東部の順。南部地区の中でもカルナタカ州が全国をリード、取り分け州都Bangaloreの求人活動が最も盛んになっている。
州別では1)カルナタカ、2)タミールナド、3)ウッタルプラデシュ、4)ハリヤナ、5)アンドラプラデシュがトップ・ファイブ、都市では1)Bangalore、2)Chennai、3)Delhi、4)Hyderabad、5)Puneが上位を占めている。
ＭＦＭＣＬのK Pandia Rajan重役(MD)が19日記者会見し語ったたところによると、求人活動のペースをモニターするＭＦＥＩの値は1.39％と、インド企業のビジネス活動が引き続き旺盛なことを示している。内訳は製品部門が0.95％、サービス部門が2.1％と、サービス部門の求人が活発化している。所有形態に基づく分類では、公共部門が0.01％と低調だった反面、非公開企業が2.6％と最高をマーク、公開企業は1.21％だった。
MFEIトラック4は、17業種2092社をカバーしており、内95社は公共企業、残りの1997社は公開・非公開民間企業と言う。