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2005-07-22 ArtNo.35963
◆二輪車メーカーのマージン底入れ
【ニューデリー】ボリューム販売の力強い成長基調が持続、インプット・コストの上昇も峠を越えたことから、二輪車メーカーのマージン縮小傾向の改善が予想されている。
インディアン・エクスプレスが7月19日、業界アナリストの言を引用し伝えたところによると、今年第1四半期(2005/4-6)の二輪車販売台数は17.48%の成長を記録、自動車部門全体をリードした。マーケット・リーダー、Hero Hondaのトップ・ラインは14.79%、ライバルBajaj Auto Ltdのそれは33.28%、それぞれ成長した。アナリストらによると、モンスーンはまずまず、国内経済はブーム、消費者所得は拡大しており、こうした点からも二輪車販売の成長基調は維持される見通しだ。
しかし二輪車メーカーの営業マージンは2002-03~2003-04年当時の17-18%から顕著に縮小している。Hero Hondaの2005年4-6月期の同マージンは14.7%と、昨年第1四半期の16.5%や昨年第4四半期の15.1%に比べ持続的な縮小を見ている。しかしBajaj Autoのマージンは15.7%と、改善した。
二輪車メーカーの17-18%の高マージン時代は過去のことになったが、鉄鋼の値下がりでインプット・コストの上昇は峠を越え、今後はマージンの現状レベルが維持されるものと見られる。原料コストの売上に対する比率はHero Hondaの場合71.2%、Bajaj Autoのそれは69.7%、それぞれ上昇したが、二輪車の主要原料、鉄鋼は過去1、2ヶ月の間に15%値下がりしたと言う。
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