2005-07-20 ArtNo.35950
◆韓国iRiver、Saloraとインド視聴覚機器市場開拓
【ニューデリー】携帯視聴覚機器“iRiver”ブランドで知られる韓国のReigncom社は、地元消費者用電子製品会社Salora International Ltd(SIL)と手を結びインド市場の開拓に乗り出した。
エコノミック・タイムズが7月18日伝えたところによると、米国/欧州市場への進出を果たし、今や南アジア地域協力連合(SAARC)/中東/湾岸協力会議(GCC:Gulf Cooperation Council)/アフリカ等、新興諸国に照準を合わせるReigncomは、Tier 1小売店400店及びTier 2小売り店1万店と戦略提携しその製品をインド市場に紹介するとともに、独自店舗も展開する計画だ。
一方、耐久消費財や通信・情報技術(IT)機器の販売を手がけ、全国20州にディストリビューション網を展開するSILは今月、カルナタカ州BangaloreとDelhiで“iRiver”製品を発売する。SILのGopal Jiwarajka重役(MD)によると、12ヶ月以内に“iRiver”は全国にプレゼンスを築くことになる。
ReigncomのHenry Kim副社長によると、インドのデジタル機器市場規模は2009年までに10億米ドルを突破する見通しと言う。
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