2005-07-20 ArtNo.35947
◆Bajaj、インドネシアに海外第1工場、ブラジル工場も
【プネー】Bajaj Auto Ltd(BAL)は初の海外工場をインドネシアのジャカルタ付近に設ける。また18ヶ月以内にブラジル場を稼働させる。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが7月17日伝えたところによると、BALのRahul Bajaj会長は16日催された年次総会(AGM)の席上、以上の計画を語った。それによると、バランス・シート上のフリー・キャッシュは、製品開発、研究開発(R&D)、海外事業に充当する。工場建設、企業買収、納入業者及び販売業者網の構築、ブランド・ビルディング等、トップ・グローバル・プレーヤーになるための一連の海外事業戦略を展開すると言う。Rahul会長は席上また、投資会社を設立し、現金流動性を管理する可能性を示唆したが、それはファミリー問題が決着した後になると言う。
インドネシアには2004-05年に代表事務所を設置しており、その際、地元パートナーと合弁で自動三輪車を製造する計画を既に発表していた。インドネシアを拠点にASEAN市場も開拓する方針だ。
BALのSanjiv Bajaj重役(ED)によると、インドネシアにはKlaus Biskup社長(東南アジア担当)を長とするチームが組織されている。これ以前にBMWに勤務した経験も有するKlaus Biskup社長はインドネシア及び東南アジア市場開拓の戦略を立案する。同戦略は他の海外市場にも応用される。
世界の二輪車販売台数3200万台の内、700万台がインドネシアで、別に600万台が、その他のASEAN市場で販売されている。このためBALは海外市場開拓の最初のターゲットとしてインドネシアを選んだと言う。
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