2005-07-20 ArtNo.35946
◆第1四半期の乗用車輸出8.7%、バイク50%アップ
【ニューデリー】今年第1四半期(2005/4-6)の乗用車輸出は、Maruti Udyog Ltd(MUL)とFord Indiaの不振に祟られ、3万8393台と、前年同期の3万5315台に比べ8.7%の成長にとどまった。
インディアン・エクスプレスが7月18日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の統計を引用し伝えたところによると、MULの第1四半期の輸出台数は6680台と、前年同期の1万2011台に比べ44.3%の落ち込みを見た。Ford Indiaの輸出台数も前年同期の8447台から4034台に52%下降した。
しかしHyundai Indiaの輸出台数は同1万3998台から2万4372台に74%、Tata Motorsは同799台から3292台に312%、それぞれアップ、輸出成長の牽引役を務めた。
インドの乗用車輸出は昨年第4四半期に5万台を割り込み、前年同期比4.4%のマイナス成長を記録したが、MULの輸出は新年度に入っても下降線を脱することができなかった。
一方、第1四半期のモーターサイクル輸出は9万2342台と、前年同期の6万1378台に比べ50.4%増加した。Hero HondaとBajaj Autoを初めとして大部分のメーカーが、輸出増を記録した。
|