【ニューデリー】インドの今年の外国直接投資(FDI)流入額は昨年(2004-05)の56億米ドルを25%上回る70億米ドルに達する見通しだ。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが7月16日報じたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)が15日主催した『India R&D 2005』の会場で、商工省産業政策促進局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)のAjay Dua次官は、「年初5ヶ月(2005/1-5)のFDI流入状況から見て、通年の流入量は70億米ドルに達するだろう」と見通した。それによる自動認可ルートを通じたFDIの流入が顕著に増加している。
新特許制度の発効に伴い、特許申請も急増しており、年間出願数は1995年の4000件から昨年の1万5000件に増加した。この内、1700件は米国企業によるものだった。今年も一層の増加が見込まれる。
インドは主要な研究開発(R&D)拠点として浮上しつつある。インドでは毎年20万人のエンジニアと30万人の学士/修士が誕生、昨年は別に6000人に博士号が授与されたと言う。