【シンガポール】ミャンマー政府はマンダレーから30マイルのTa Da Uタウンシップにおける総コスト5億Sドルの新空港建設に着手した。
ミャンマーのTin Aye副観光相は16日当地で催されたミャンマー投資セミナーの席上、ミャンマー観光産業のネックは空港ターミナルと滑走路だが、バゴとTa Da Uにおける2つの空港の建設が着手されたと語った。同席したミャンマー観光省幹部も既にTa Da Uにおける滑走路の工事が50%完成したことを確認した。シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)は去る6月にミャンマー運輸省と同空港の建設工事に関わる覚書を交換しており、同覚書の下、ミャンマー運輸省は滑走路の建設を、STICは管制塔、燃料給油施設、その他の付属設備の建設をそれぞれ担当することになっている。第1期工事だけで完成までに2年を要し、コストは2億5000万Sドルと見積もられている。STICは正式契約にまだ調印していないとしているが、消息筋は向こう2カ月以内に調印されるものと予想している。(ST:10/17)