1995-10-18 ArtNo.3592
◆シンガポール企業の対<緬>投資調整組織、新会社設立準備
【シンガポール】ミャンマーにおける観光ビジネスに関わるシンガポール企業の調整役を務めるシンガポール・ミャンマー・インターナショナル・エンタープライジズ(SMILE)は新会社を設立してミャンマーに直接投資する可能性を検討している。
シンガポール証取上場企業7社、非上場企業7社、シンガポール民間航空局及びシンガポール観光局が合同で約1年前に設立したSMILEは“96ミャンマー観光年”のプロモーション活動の一環として16日、シンガポールで貿易開発局とミャンマー投資セミナーを共催した。SMILE会長を務めるナットスチールLtdのアン・コンフア重役(MD)によると、SMILE傘下のケッペル・コープ、シャングリラ・ホテル、コンコード・ホテル等はシンガポールをミャンマー・ホテル市場におけるトップ投資国としたが、この他のメンバー、例えばシンガポール・バス・サービスはコーチ・リムジン・サービスを経営、シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーションは新空港の建設を請け負っている。SMILEは独自に空港管理やコーチ/リムジン・サービスを提供することができ、目下計画されているプロジェクトを実行に移す際には新会社を設立することになると言う。(ST:10/17)
|