SEAnews 2005-07-15 ArtNo.35917

【バンガロール】Motorola Incはカルナタカ州Bangaloreと台湾に研究・設計センターを開設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが7月13／14日報じたところによると、2つのセンターは、電気通信交換、組込通信、広帯域・超広帯域無線ソリューションにおけるシームレスな移動性を実現する最適なソリューションの開発に照準を合わせる。
バンガロールの新研究開発(R&D)センターの床面積は11万7000平方フィートで、モトローラの中核ネットワーク部門と組込通信コンピューティング部門のＲ＆Ｄ業務を一つの屋根の下に収める。中核ネットワーク部門と組込通信コンピューティング部門は共にモトローラ・ネットワークスの一部分を成している。
同センターは、新テレコム交換技術及びCDMA／GSM/UMTSネットワーク関連製品に照準を合わせると同時に、コミュニケーション・サーバーと称される新しい形式のコンピューターのための製品を開発する。コミュニケーション・サーバーは、オープンスタンダードの利点を最大限に生かし、またシームレスな移動性環境を拡張することにより、設備機器メーカーが新製品や新サービスをより早く市場に投入することを可能にする。
Motorola Asia PacificのSimon Leung社長(地域担当)によると、バンガロールの新Ｒ＆Ｄセンターはモトローラのインドに対する高い位置づけを証明している。モトローラの目指すところは、音声／データ／ビデオをシームレスに統合するマルチメディア・ソリューションを開発する最前線に立つことにある。
バンガロールの新センターはモトローラーがインドに設ける2番目に大きな施設で、台湾のものも同地で2番目の規模を備えると言う。