SEAnews 2005-07-15 ArtNo.35916

【ニューデリー】最近、ThomsonとElectroluxの海外及びインド国内のビジネスを相次いで買収、紙上を賑わした地場家電大手、Videoconグループの2005年1－5月のカラー・テレビジョン(CTV)販売は量で6％の伸びを見たものの、額は8.6％の落ち込みを記録した。
ビジネス・スタンダードが7月13日、市場調査会社A C Nielsenのデータを引用し伝えたところによると、Videoconのパフォーマンスは他の家電製品についても芳しくなく、冷蔵庫販売は量で20.2％、額で21％、洗濯機は量で3.4％、額で3.7％、何れも下降した。
VideoconのVenugopal Dhoot会長はこの点に関して、「Videoconの販売の大きな部分は農村部で占められているが、AC Neilsenの調査はメトロと他の大都市を対象にしており、農村をカバーしていない。したがってAC Neilsenの数字に同意することはできない」と語った。
Electroluxの同期の冷蔵庫販売は13万100ユニットと、量で35％、額で32％、ThomsonのＣＴＶ販売は9300セット(市場ｼｪｱ0.3%)と、量で86.7％、額で88.4％、それぞれ落ち込みを見た。ちなみにSonyのＣＴＶ販売は量で63％の増加を記録した。