2005-07-15 ArtNo.35915
◆国営電話会社、US$50億GSM機器購買入札募集
【ニューデリー】国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)は、2万クロー(US$45.93億)を超える世界最大規模のGSM(Global System for Mobile)機器購買入札を募集する。
エコノミック・タイムズが7月13日伝えたところによると、BSNLは合計キャパシティー6000万回線のGSM機器を購入する計画で、これは国内の既存GSM契約者ベースを40%上回る。
BSNLのAK Sinha会長兼MDによると、2ヶ月以内に先ず4000万回線分の機器の入札を募集、落札者にはその後、当初発注額の50%に相当する追加注文を行う条件もつける。したがって合計すると6000万回線分の機器を調達することになる。最近BSNLが行ったGSM機器入札の落札価格は1回線当たり3400ルピーだった。同価格をベースにすれば6000万回線分の調達コストは2万400クロー(US$46.85億)になる。
指導的GSM機器サプライヤーには、Siemens、Nokia、Ericsson、Alcatel、Motorola、Huawei、Nortel、ZTEが含まれる。しかしBSNLが過去に行ったGSM機器購買入札では様々な紛糾が生じており、新任のJS Sarma電気通信委員会(telecom commission)委員長とBSNLのAK Sinha会長にとって今回の入札はリトマス試験紙と言える。
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