2005-07-13 ArtNo.35910
◆Essar、グジャラート発電事業の金融アレンジ間もなく完了
【ニューデリー】Essar Power Ltd(EPL)はグジャラート州における1500MW(メガワット)ガス発電プロジェクトの最終段階の金融アレンジを進めている。
インディアン・エクスプレスが7月9日報じたところによると、プロジェクト・コストは4048クロー(US$9.297億)と見積もられ、内3068クロー(US$7.046億)を借入で賄う。既に1994クロー(US$4.58億)と2億3200万米ドルの借款が合意されており、目下米国輸出入銀行と残る500クロー(US$1.148億)の借入交渉を進めている。プロジェクトのリード・ファイナンシャーを務めるPower Finance Corporation (PFC)は576クロー(US$1.32億)の融資を引き受けた。EPLは、9月末までに金融アレンジを完成させる計画だ。
Power Trading Corporation(PTC)とは、既に電力取引覚書を交換している。PTCのTN Thakur会長兼MDは、以上の消息を確認するとともに「目下EPLと電力購入契約(PPA:power purchase agreement)の詰めを行っている」と語った。それによると、契約期限は25年で、購入した電力は恐らくグジャラート州、マドヤプラデシュ州、マハラシュトラ州、ラジャスタン州、デリー方面に供給する。Power Grid Corporation of India Ltd (PGCIL)は既に電力輸送の初歩的調査を行っている。
Gujarat state Petroleum Corporation (GSPC)がガスの供給を引き受けており、政府は同プロジェクトにメガ発電プロジェクト・ステータスを与えることを原則的に認めていると言う。
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