2005-07-13 ArtNo.35902
◆Bajaj Auto、スクータレット新モデルに不具合
【ムンバイ】Bajaj Auto Ltd(BAL)は発売して僅か1ヶ月余りのスクータレット新モデル“Wave”に技術的障害が発見され、修理に乗り出した。
ビジネス・スタンダードが7月9日報じたところによると、ディーラーはクラッチに問題があるとしているが、BALは問題カ所はスターター・モーターと述べている。
マハラシュトラ州Mumbai拠点のディーラーによると、Waveは5月第4週に発売されて以来これまでに5000台前後が販売されたが、少なからぬ車両に修理が施されている。BALは一部の顧客に問題を通知したようだが、公式な発表は行っていない。一部の車両のクラッチ・システムは、新品と交換されたと言う。
BALのR L Ravichandran副社長(ビジネス開発/マーケッティング)はクラッチ・システムの不具合を否定する一方、スターター・モーターにマイナーな問題が存在することを認めた。
BALはムンバイ以外の都市でも修理作業を行っているもようで、これらの都市にはデリー、カルナタカ州Bangalore、マハラシュトラ州Puneが含まれる。しかし何台の車両が修理されたかは明らかでない。
WaveはSaffireの改良バージョンで、デジタル・ツイン・スパーク・イグニッション技術を用いた110cc/4ストローク・エンジンを搭載、燃費は約40 kmpl、最高出力8 bhp/7000 RPM、最大トルク0.9 KgM/5000 RPM。店頭価格は3万2500ルピーと、ライバル他社のHonda Activa/Nova/Scootyの価格を4000ルピーほど下回る。
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