2005-07-06 ArtNo.35869
◆Aurobindo、2種類のエイズ治療薬のFDA認可取得
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Hyderabadを拠点にする原末(bulk drug)製造会社Aurobindo Pharma Ltd(APL)は、米国食品薬品局(USFDA:U.S. Food and Drug Administration)から後天性免疫不全症候群(AIDS:acquired immunodeficiency syndrome)の治療に用いられる後発医薬品2種類の認可を相次いで取得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月3/4日APLのステートメントを引用し報じたところによると、最初の薬品は非核酸系逆転写酵素阻害剤エファビレンズ(efavirenz)600mg錠剤で、Bristol-Myers Squibb製Sustiva錠剤のジェネリック・バージョン。エイズ治療に有効な抗レトロウイルス(ARV:anti-retroviral)薬で、米国における同薬の後発医薬品認可を取得したのは同社が初めてのケース。
APLはやはりBristol-Myers Squibb社製エイズ治療薬Zeritのジェネリック・バージョン、StavudineのFDA認可も取得した。
APLは、これ以前にやはり主要なARV薬として知られる、ネビラピン(Nevirapine)とラミブジン(Lamivudine)のFDA認可を取得しおり、今回の2件と合わせ4種類のエイズ治療薬のFDA認可を取得したことになる。
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