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2005-07-06 ArtNo.35859
◆Videocon、Electroluxインド事業買収へ
【ニューデリー】地元家電会社Videoconは、Electrolux Kelvinator Limited (EKL)を現金支出を一切伴わぬ方式で買収する見通しだ。
インディアン・エクスプレスが7月2日報じたところによると、ＥＫＬのRajeev Karwal重役(MD)は1日同紙に以上の消息を確認するとともに、自分は5月2日付けで同社を辞職したと語った。同氏によると、VideoconとＥＫＬの取引は、最近のVideoconとThomsonの取引の線に沿ったものになると見られる。VideoconはThomsonのブラウン管ビジネスを2億4000万ユーロで買収、これに対してThomsonは同売却代金によりVideoconグループ企業2社の各14％のシェアを取得した。Videoconのプロモーター、Dhoot一族は、Electroluxとも同様の取引をアレンジしているものと見られる。
Karwal氏は、Onida、LG、Philipsを黒字に転換した実績を有し、約30ヶ月前にＥＫＬの最高経営者(CEO)に就任したが、ＥＫＬは終に赤字を脱することができなかった。Karwal氏はできることならＥＫＬにとどまり、黒字転換を達成したかったと述べたが、辞職の経緯については語らなかった。
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