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2005-07-06 ArtNo.35856
◆Yamaha Motor、US$1.148億投資
【コルカタ】Yamaha Motor India Private Limited(YMIPL)は向こう36ヶ月に500クロー(US$1.148億)を投資、市場シェアを拡大するとともに、インドを輸出ハブにする計画だ。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが7月1/2日報じたところによると、YMIPLの柳弘之重役(MD兼CEO)はこのほど、以上の消息を語った。それによると今年だけで200クロー、その後2年間に残りの300クローを投資する。ハリヤナ州Faridabadとウッタルプラデシュ州Surajpurの工場の年産能力は現在の合計35万台から2007年までに50万台、2009年までに80万台に拡張する。この他、研究開発(R&D)施設のアップグレード、ブランド・エクイティーの向上、マーケッティング・ネットワークの拡充等に投資する。
市場戦略の面では110ccと150ccカテゴリーの複数の国際モデルを紹介し、独自のニッチを開拓する。これにより市場シェアを現在の5%から2007年までに10%、最終的に25%に拡大する。目下のところロー・エンド・モデルを製造する計画はなく、ハイエンド・モデルに照準を合わせる。
輸出に関しては、現在近隣諸国とラテン・アメリカ向けにその製品を輸出しているが、専ら海外市場向けに50cc以上のクラスの様々なモーターサイクルを製造、取り分け欧州市場に輸出することを検討している。ヤマハは全世界に40の製造拠点を有するが、インドにおける製造コストは欧州工場のほとんど半分に過ぎない。欧州における製造コストは極めて高い上、様々なセグメントに分かれている。このためインドで欧州市場向け製品を生産することを計画している。2005年に入って以来既に5万台の輸出注文を受けており、これらは全てFaridabad工場で製造される。YMIPLは現在、30ヶ国にその製品を輸出しており、最大の輸出市場はコロンビア。欧州の他、南アメリカ、東南アジア、そして亜大陸の市場に注目していると言う。
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