【ニューデリー】インド全国幹線道路局(NHAI:National Highways Authority of India)は、全国ハイウェイ開発計画(NGDP:National Highway Development Programme)下のNSEW(North South East West)フェーズに属する15件のプロジェクトの入札書類を発行した。
インディアン・エクスプレスが6月30日報じたところによると、これらの内14件は南北ポーション、1件は東西ポーションに属している。NSEWプロジェクトが完成すれば、ウッタルプラデシュ州Srinagarとタミールナド州Kanyakumari間、グジャラート州Porbandarとアッサム州Silchar間がリンクされる。
今回は常連入札者に加え、Reliance Energy Ltd(REL)とサウジアラビア企業ETA Esckonが入札書類を購入した。RELは11プロジェクトの入札書類を購入しており、もし実際に入札するなら、同社にとって初めてのこと。NHAIオフィシャルは新プレーヤーが関心を表明したのはポジティブな兆候と語ったが、観測筋は実際に入札に参加するかどうかは別の問題と指摘した。
一方、National Highway 1(NH-1)のJalandhar-Wagah間69キロの4車線への拡幅工事は、目下BOT方式で進められているが、既に49キロ区間が完成している。NH-1はデリーからパキスタン国境に至る全長456キロの道路で、その工事はNHDPの第3フェーズを成している。