【ハイデラバード】年商1万8000クロー(US$41.34億)のOP Jindalグループに属するJindal South West Steel Ltd (JSW)は、9000クロー(US$20.67億)を投じアンドラプラデシュ州Visakhapatnamにアルミ製錬施設を設ける計画で、1日同州政府と関係覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが7月2日報じたところによると、アルミナ製錬施設の年産能力は150万トン、アルミニウム製錬施設のそれは25万トンで、原料のボーキサイトはAP Mineral Development Corporation (APMDC)から供給を受ける。製錬施設が稼働するまでの必要期間は約3年と予想される。
州政府は、物品入市税と入境税を免除する他、メガ・ファースト・トラック・プロジェクトに対する税制優遇措置を同プロジェクトにも適応する。またAPMDCは、Araku地区で採取したボーキサイトを専ら同プロジェクトに供給、JSWの事前承認を得ることなく第3者に売却しないことを約束した。これに対してJSWはアルミニウム・プロジェクトの一定のシェアをAPMDCに提供すると言う。