2005-07-01 ArtNo.35834
◆ハリヤナ州Panipatに合成糸製造プラントの建設提案
【ニューデリー】Bank of Rajasthan(BOR)は、1200クロー(US$2.756億)を投じ、ハリヤナ州Panipatに合成糸(synthetic yarn)製造プラントを設けるよう提案した。
ビジネス・スタンダードが6月28日報じたところによると、BORのPK Tayal会長兼MDは、27日、銀行業界の代表団を率いてハリヤナ州のBhupinder Singh Hooda首席大臣と会談した際、以上の提案を行った。それによると、合成糸工場は、Indian Oil Corporation(IOC)がPanipat製油所で生産した高純度テレフタル酸(PTA:purified terephthalic acid)を原料に用いることができる。
銀行代表団はまたハリヤナ州で生産される良質な綿花を用い、総合的な繊維プラントを建設することも提案した。同プロジェクトのコストは600クロー(US$1.38億)と見積もられる。
これに対してHooda首席大臣は、やはりIOC製油所の製品を利用した石油化学工業団地を設ける計画を明らかにした。それによると州政府は既に5000エーカーの土地を確保しており、小規模企業が石油化学ビジネスを手がけるのを支援する。プロジェクトは2007年に開始されると言う。
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