【ニューデリー】TVS Motor Company Ltd(TVSMC)は、建設が予定されるインドネシア工場でエンジン・キャパシティー100-125ccのステップスルーを製造、インドネシア企業とディストリビューション面で提携する計画だ。
インディアン・エクスプレスが6月23日伝えたところによると、TVSMCのVenu Srinivasan会長兼MDは同紙に以上の消息を語った。それによるとインドネシア工場は将来的に東南アジア諸国連合(ASEAN)市場の輸出ハブを務める。非ASEAN諸国向けのモーターサイクル輸出は引き続きインドで手がける。
インドネシア工場は当面、インドから完全ノックダウン・キットを輸入し、その組み立てを手がけるが、徐々に完全な製造業務にシフトする。向こう3年間に250クロー(US$5742万)を投資、年産25万台の製造施設を設ける。
今会計年度は、8月にStar、9月にVictor、来年2月にFieroとScootyと、既存4モデルのアップグレード・バージョンを発売、通年で前年比30%増のモーターサイクル90万台の販売を目指す。
ヒマチャルプラデシュ州に設ける年産25万台の新工場は、北部と西部市場の需要に応じ、モーターサイクル2モデル“Star ”と“Victor”の製造を手がけると言う。