SEAnews 2005-06-29 ArtNo.35810

【アーマダバード】グジャラート州政府が経営するGujarat State Petroleum Corporation (GSPC)は東海岸沖のKrishna Godavari(KG)海盆で国内最大の天然ガス田を発見した。
ビジネス・スタンダードとインディアン・エクスプレスが6月27日伝えたところによると、グジャラート州のNarendra Modi首席大臣は26日記者会見し以上の消息を語った。それによると、初歩的調査の結果、20兆立方フィート以上、額にして20万クロー／500億米ドルの天然ガスが埋蔵されている。ちなみに1000ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のガス発電所は25年間に1兆立方フィートのガスを消費する。これによりインド国内のガス生産量はほぼ2倍に拡大する。
ＧＳＰＣはアンドラプラデシュ州Yanam-Kakinada沖合6キロのＫＧ8井を掘削中に新ガス田を発見した。同社は2004年7月31日にＫＧ海盆のＫＧ1井の掘削を開始、それから300日を経過したこれまでに探査活動に250クロー(US$5742万)を投資した。グジャラート州政府は、石油・ガスの探査開発に自ら関与するインド唯一の州政府と言う。