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2005-06-27　ArtNo.35804

【ニューデリー】インドとシンガポールはほとんど2年に及ぶ交渉の後、739ページにのぼる包括的経済協力協定(CECA:comprehensive economic cooperation agreement)文書に調印する運びとなった。以下に同協定の特徴を拾ってみる。
ＣＥＣＡはインドの経済自由化アジェンダの一部を成しており、商品／サービス貿易、投資、税務をカバーしている。
高品質なサービスを提供するシンガポールは、様々な業務をインドからアウトソーシングするものと見られ、インドへの投資拡大も予想される。またシンガポールは多くの領域で技術サービスを必要としており、インドの専門家にビジネス機会をもとらすものと見られている。
現在、モーリシャスやキプロスに資金を蓄えている投資家は、その資金をシンガポールにシフトする可能性も予想される。(ｴｺﾉﾐｯｸ･ﾀｲﾑｽﾞ:6/24)

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