1995-10-18 ArtNo.3580
◆<星>フレート・リンク子会社、独自のディストリパーク経営
【シンガポール】フレート・リンクス・エクスプレス・ホールディングズ(FLEH)は子会社に独自のディストリ・パークを経営させることにより、域内の指導的な運送会社にする計画だ。
FLEHは先週Wheeler Rimagasatとグル・サークルの1万8009平米の工場兼倉庫を1000万Sドルで買収する契約を結んだ。同契約はなお関係当局とWheeler Rimagasat株主の承認を必要とするが、FLEHは冬眠子会社のコモディティーズ・ディストリビューションに同施設の経営を任せるとともに、その社名をクリスタル・フレート・サービシズ(CFS)に変更する方針だ。FLEHのタン・ケイホック副社長によると、同社は目下先進的な多層ディストリビューション・コンプレックスを建設中だが、グル・サークルの施設は現状のまま使用し、特に改善を加えない。グル・サークルの施設は主に様々なサイズの端物や返品貨物の処理を手掛け、新設ディストリセンターは電子部品等の高付加価値製品の処理を担当する。FLEHは独自のディストリパークを持つようになった後、グループ収益に対する貢献率を2倍の70%に拡大したが、CFSも独自のディストリパーク(今年末までに稼働予定)を持つことにより、同貢献率を現在の10%から大幅に拡大する見通しと言う。(BT:10/17)
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