SEAnews 2005-06-24 ArtNo.35784

【ニューデリー】LG Electronics India Ltd (LGEIL)は今年のカラーテレビジョン(CTV)販売が、昨年の240万ユニットから300万ユニットに25％成長するものと予想している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが6月22日伝えたところによると、ＬＧＥＩＬのC.M. Singh主任(消費者用電子／GSM担当)は21日記者会見し以上の見通しを語った。それによると、ＰＤＰやＬＣＤテレビジョン等のハイエンド製品に照準を合わせているため、売上額は一層高い伸びを見るものと予想される。2003年にはＣＴＶ販売の88％が従来型ＴＶで占められ、フラットＴＶのシェアは10－12％に過ぎなかったが、今年は50：50の比率になるものと予想される。またＬＧのＣＴＶ市場シェアは昨年の24％から今年は30％に拡大するものと見られる。
ＬＧはこの日ワイヤレスＬＣＤモニターや14インチＰＤＰを含む新レーンジのディスプレー・パネルをお披露目した。これでLGEILは3万～300万ルピーの価格帯をカバーするディスプレー・ソリューションを提供する国内唯一の総合プレーヤーになった。
農村市場は売り上げの65－70％に貢献しているが、不順なモンスーンが同社の成長見通しに如何なる影響を及ぼすかは、現状では何とも言えないと言う。