2005-06-24 ArtNo.35779
◆Tata Steel、5年内に設備拡張にUS$57億投資
【ニューデリー】Tata Iron and Steel Company Ltd(Tisco)は21日、2010年までの5年間に2万3000~2万5000クロー(US$52.82億-57.42億)を投じて年間製造能力を1500万トンに拡張する計画を明らかにした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが6月22日伝えたところによると、TISCOのB Muthuraman重役(MD)はこの日記者会見し以上の計画を語った。それによると、計画にはジャールカンド州Jamshedpurの既存プラントの拡張、オリッサ州とチャッティースガル州における新設備の建設が含まれる。
プロジェクトの負債/自己資本比率は0.4:1、投資の大きな部分は内部資金で賄い、市場での資金調達も行う。しかし今直ちに借入を行う計画はなく、必要に応じて随時方針を決める。
Tiscoはまた東南アジアと中国における一層の企業買収を計画、目下複数の企業の買収交渉を進めている。交渉結果は近く発表する。
「韓国のPOSCOやL N Mittalグループのインド市場参入は、TISCOの域内における地位に影響を及ぼさないか」との質問に、Muthuraman氏は「彼らの参入は常に歓迎される。鉄鋼産業のシナリオはそうしたもの」と語った。
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