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2005-06-22 ArtNo.35776
◆Durgapur工場の鉄鋼年産能力を300万トンに拡張
【コルカタ】国営鉄鋼会社Steel Authority of India Ltd(SAIL)は、2004-05年度に目覚ましい業績の改善を見たDurgapur Steel Plant(DSP)に2800クロー(US$6.43億)を投じ、熔銑(hot metal)の年間製造能力を現在の200万トンから2012年までに320万トンに拡張するとともに、仕上げラインを補強、ボトムラインの一層の改善を図る。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月17/18日報じたところによると、DSPのS K Bhattacharya重役(MD)は17日催された記者会見の席上、以上の消息を語った。それによると2005-06年度だけで400クロー(US$9187万)が投資される。SAIL取締役会は、今会計年度内に鋳片鋳造設備(bloom caster)1基と加熱取鍋精錬用電炉(ladle furnace)2基を据え付けることを承認した。とは言えこれらは目下進められている総合計画の一部のため、今年の投資額が最終的にどれほどの額になるか見積もるのは難しい。
年産85万トンの鋳片鋳造設備のコストは270クロー(US$6201万)で、2006年3月までに運転を開始する。イタリア企業Daneili Centroに率いられるコンソーシアムが納入据え付けを引き受けた。
目下のところ半完成品が全体の50%を占めているが、2012年までに同比率を10%に引き下げることを目指している。このため線材・棒鋼(bar and rod)製造施設と中鉄骨(medium structural)製造施設を設ける計画で、前者のコストは600~700クロー(US$1.38億-1.61億)、後者は500クロー(US$1.15億)と見積もられ、SAILは原則的に同計画を承認している。DSPは目下これら2工場の事業化調査報告書を準備している。
DSPの2004-05年の売上は前年の3049クローから4029クロー(US$9.25億)に、税引き前利益は同81クローから784クロー(US$1.8億)に、それぞれ改善した。
DSPはトップラインとボトムラインの10%の成長を目指している。しかし他の鉄鋼プラントと同様、輸入コークス用炭に大きく依存している。同社はこうした依存体質の改善を図る上からも、第1高炉には既にコールタールを注入、第2、第3高炉には炭塵の注入を準備、さらに輸入コークス用炭に低品質な石炭を10%ほど混ぜる等、石炭コストの引き下げに努めていると言う。
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