2005-06-22 ArtNo.35773
◆フィリップス・インディア、子会社統合し新会社に変身
【ハイデラバード】年商3000クロー(US$6.89億)のPhilips India Ltd(PIL)は、今年7月末までにインド国内の傘下ビジネスを統合し、社名もPhilips Electronics India(PEI)に改める。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月16日伝えたところによると、西ベンガル州Kolkata/マハラシュトラ州Mumbai/カルナタカ州の高裁は、カルナタカ州Bangaloreのフィリップスのソフトウェア子会社、及びムンバイのPhilips Medical SystemsをPILに合併することを承認した。
この日(6/15)、アンドラプラデシュ州HyderabadのCII-Sohrabji Godrej Green Business Centre内に設けたGreen Product展示施設をオープンしたPILのK. Ramachandran副会長兼MDが明らかにしたところによると、目下関係手続きを進めている。インドにおける操業75年に及ぶ負債ゼロ、豊富な余剰金を有するPILは、7~8年に及ぶ事業の再編過程に有り、これ以前に他の4部門の合併を完了している。事業の統合が完了したなら、消費者用電子/照明器具会社のイメージを払拭し、ヘルスケア/ライフスタイル/テクノロジー会社に変身する。
傘下に照明、消費者用電子、ヘルスケア、半導体、研究開発(R&D)、家電部門を擁するPILは、目下バンガロールに最大5000万米ドルを投じ、今年末の完成を目処に新R&Dセンターを建設している。新R&Dセンターは電子/医療/組込ソフト/その他の新技術に照準を合わせる。
PILは年率18-22%の成長を遂げており、これは業界平均を上回り、2007年に年商5000クロー(US$11.48億)を達成することを目指している。
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