【コルカタ】インド政府は、公共民間協力(public-private partnership)コンセプトの下、2009年までに4万~5万クロー(US$91.87億-114.84億)を投じ、国内の空港施設をアップグレードする。
ザ・ヒンドゥーが6月19日伝えたところによると、インド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)が18日催したセミナーの席上、Praful Patel民間航空相は以上の消息を語った。それによると、過去10年間がテレコミュニケーションの時代であったとすれば、次の10年間は航空・輸送産業の時代と言え、航空産業だけで今後5年間に250億~300億米ドルの投資がなされる見通しだ。
タミールナド州Chennaiと西ベンガル州Kolkataの空港も、空港再開発(airport revamp)計画の下、近代化工事が施されるが、Delhi空港やマハラシュトラ州Mumbai空港と同様の方式が採用されるか否かは、未定で、目下関係入札の準備が進められている。
アンドラプラデシュ州Hyderabadとカルナタカ州Bangaloreの空港近代化計画も、他の非メトロ空港の近代化計画とともに、俎上にのぼっている。これらのプロジェクトに関わる作業は今年スタートし、2010年までに完成される。
デリー/ムンバイ空港の再開発プロジェクトについては8社が契約獲得を競っており、入札は7月半ばまでに締め切られると言う。